
IEOがSNSやニュースで話題になってるけどなんだろう?仮想通貨投資家が注目してるってどういうこと?
今回は簿記2級の資格を持ち、元経理でお金のメディアを発信するインフルエンサーのWebライターをしている私が、仮想通貨のIEOについて解説します。



IEOは初心者でも儲けが出やすい投資方法です。
聞きなれない言葉かつ仮想通貨の話題なので、不安に思うかもしれません。
しかし、大手取引所が関与しており、確実に上場することから投資家にとって信頼性の高い取引とされています。
過去のIEOでは、販売価格から20倍以上の値を付けたモノまであります。
この記事では、IEOのメリット・デメリットをご紹介し、その魅力をお伝えします。



2024年5月27日にコインチェックで新たにIEOが申し込み開始され、かなり話題となっています!
最新情報や参加方法を詳しくご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。


IEO投資とは?


IEO(Initial Exchange Offering)は、仮想通貨初心者の方でも安心して参加できる投資方法です。
IEOの大きな魅力は、新しいプロジェクトのトークン(デジタル資産)を上場前から購入できること。
上場後の価格上昇が見込めれば、短期間で大きな値上がり益を獲得できる可能性があります。
また、IEOは取引所が発行企業を厳しく審査しているため、一定の信頼性が確保されています。



株式公開(IPO)に似た仕組みだと思えば分かりやすいですね。
つまり、IEOへの投資は大きなリターンが得られるチャンスであり、ある程度の安全性も兼ね備えているワケです。
投資にはリスクが伴いますが、IEOなら初心者の方でもチャンスを活かせる可能性がある投資方法だといえるでしょう。
日本のIEO事例


日本ではこれまでに以下のIEOが実施されてきました。
トークン | 実施年月 | 販売価格 | 最高値 | 上場先 |
---|---|---|---|---|
パレットトークン(PLT) | 2021年7月 | ¥4.05 | ¥94.80 | コインチェック |
FC琉球コイン(FCR) | 2022年4月 | ¥2.20 | ¥1.99 | GMOコイン |
フィナンシェトークン(FNCT) | 2023年2月 | ¥0.41 | ¥2.80 | コインチェック |
ニッポンアイドルトークン(NIDT) | 2023年3月 | ¥5 | ¥100.50 | オーバース |
エルフトークン(ELF) | 2024年2月 | ¥12.49 | ¥12.49 | bitFlyer |
日本で初めて登場したIEOのパレットトークン(PLT)は、上場初日から活発な取引が行われ、投資家の期待が高まりました。
その後、数日で販売価格の約23.4倍の高値に。
2023年に金融庁による規制緩和があり、IEOは個人投資家の注目を集めています。


そして今回、コインチェックでは5月27日からブリリアンクリプトトークン(BRIL)のIEO申込みを開始します。
ブリリアンクリプトトークンはブロックチェーンゲーム「Brilliantcrypto」で使用できるユーティリティ・トークンで、ゲームのアイテム購入などに役立ちます。



コインチェックのIEOは過去2回とも、売り出し価格を大きく上回る値動きがあったため、今回のBRILのIEOにも期待が高まっています。
参加申込みのスケジュールは以下の通りです。
- 2024年5月27日(12:00):申込開始
- 2024年6月10日(12:00):申込終了、抽選
- 2024年6月11~12日:当選発表、トークン付与
- 2024年6月17日:上場、取引開始
ぜひこの機会に申し込んでみてはいかがでしょう。
IEOのメリット3選


次にIEOのメリットについて3つご紹介します。
- 誰でも気軽に参加可能
- 信頼性が高い
- 大きな利益を期待できる
①誰でも気軽に参加可能
IEOは誰でも気軽に参加できるのが大きなメリットです。
参加するには、そのIEOを実施する取引所に口座を持っていれば十分なので、特別な条件は必要ありません。


日本のIEOでは、通常日本円での支払いが可能で、少額から参加できるのも手軽さの理由です。
例えば、コインチェックが現在実施中のブリリアンクリプトトークン(BRIL)のIEOでは、1BRIL=21.6円で最低購入単位は250BRILと設定されています。



5,400円から期待の大きな投資に参加できるのは嬉しいですね。
②信頼性が高い
IEOの大きな魅力は、取引所による厳格な審査を経ているため、比較的安全で信頼性が高い点にあります。
日本では金融庁の規制によって、取引所が発行企業やプロジェクト内容を入念にチェックした上で、IEOの実施やトークンの上場を決定しています。
このプロセスを経ているため、IEOには一定の品質が担保されているワケです。
そのおかげで、IEOで発行されたトークンは、確実に取引が開始され、投資家にとって大きな安心感があります。
実際、コインチェックが過去に実施したパレットトークン(PLT)のIEOでは、短時間で目標金額の9億円を達成。



プロの投資家たちがIEOを高く評価していることがわかりますね。
取引所の審査を経たIEOであれば、仮想通貨投資が初心者でも、比較的安全に投資に挑戦できるでしょう。
③大きな利益を期待できる
IEOは仮想通貨初心者の方でも、大きな値上がり益を期待できる投資の機会です。
IEOでは、トークンの上場前から購入できるので、上場後に価格が上昇すれば利益を得ることができます。


実際、コインチェックが過去に実施したIEOでは、大きな値上がりを記録しています。
- パレットトークン(PLT)
- 売り出し価格:4.05円 → 最高値94.8円(約23倍)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- 売り出し価格:0.41円 → 最高値2.8円(約7倍)



このように、IEOに参加できた人は大きな利益を手にする機会があったワケです。
IEOのデメリット


次に以下の2つのデメリットをご紹介します。
- 上場後に価格暴落のリスクがある
- 必ず参加できるとは限らない
上場後に価格暴落のリスクがある
IEOでは上場前の割安な価格でトークンを購入可能です。
しかし、上場後の価格が割安価格を下回る可能性もあります。
例えば、上場直後の売り圧で価格が下落するケースや、時間の経過と共にトークンへの注目度が下がれば、価格が暴落する場合も考えられます。
私の意見としては、初日に売却してしまうことをおすすめします。
IEOは、良くも悪くもかなり値動きが激しいからです。



欲を出して持ち続けても、精神衛生上よくありません。
コインチェックの過去2回のIEOの初日の価格は、以下の通りとなっています。
トークン | 販売価格 | 初値 | 初日最高値 |
---|---|---|---|
パレットトークン(PLT) | ¥4.05 | ¥6.00 | ¥46.129 |
フィナンシェトークン(FNCT) | ¥0.41 | ¥0.615 | ¥3.111 |
初日で売却しても、ある程度の利益を見込めるため、ほどほどで利益確定売りをしてしまいましょう。
必ず参加できるとは限らない
IEOへの参加者が多数に上る場合、抽選が行われるため、必ずトークンを購入できるとは限りません。
注目度が高いほど参加希望者が多くなり、抽選倍率が高くなる傾向にあります。



つまり、必ず参加できるとは限りません。
例えば、コインチェックのパレットトークン(PLT)IEOでは抽選倍率が24.11倍でした。
ブリリアントクリプトトークン(BRIL)にいたっては、申込総額が受付開始からたった13分で調達目標金額の15億1200万円を達成しています。
人気プロジェクトほど抽選に通るチャンスが低くなる一方で、それは注目度が高いことは需要の高さを表しているわけです。
上場後の値上がり期待も高まるので、投資家としてこのチャンスを逃さないわけにはいかないと考えています。
ICOやSTOとの違い


次に仮想通貨投資のICOやSTOとの違いについてかんたんに解説します。
ICOとの違い
ICO(Initial Coin Offering)とは、IEOと同様にブロックチェーンベースの仮想通貨(暗号資産)プロジェクトで、事業の立ち上げ資金を調達する手段のひとつです。
IEOとの大きな違いは、取引所を介さないこと。
ICOでは、投資家が直接プロジェクト側と取引を行います。
手数料等が発生しないメリットはあるものの、取引所の審査は入らず、詐欺である可能性が発生します。



また、上場の有無も不確定です。
一方、IEOでは取引所を介するため信頼性があり、上場が確約されています。
投資家にとって安心に取引できるのがIEOということです。
STOとの違い
STO(Security Token Offering)は発行される仮想通貨(トークン)に有価証券(証券)としての性質を持たせる仕組みとなっています。
従来の株式公開(IPO)と同様に、STOでトークンを発行する際は証券法の規制を受けることになります。
そのため、発行体には開示義務などがあり、投資家保護の観点から一定の安全性が確保されています。



しかし、規制が厳しく、国によっては販売自体が禁止されていることも。
現在では柔軟性が厳しいため、同じように信頼性があるIEOの方が注目度が高くなっています。
IEOの参加方法


IEOに参加する手順は非常にかんたんです。



取引所のアカウント作成と入金が済んでいれば、1分で完了です。
IEOに参加するには、まずその取引所に口座を持っている必要があります。
まだ口座がない場合は、早めに開設手続きをしましょう。
口座の開設方法はこちらをご覧ください。


次に、購入したいトークンの金額分の資金を用意します。
取引所に入金し、購入可能な状態にしておきましょう。
(必要金額=トークン売り出し価格 × 購入口数 + 手数料)
資金の準備ができたら、取引所の指示に従ってIEOに申し込みます。


取引所の販売所から、IEOトークンをタップ。


「抽選を申し込む」をタップ


申込口数を入力し、確認事項と規約に同意し、「申し込む」ボタンをタップすれば、OKです。
申し込みが多すぎた場合は抽選になります。


抽選に当選すれば、トークンが自動的に付与されます。
まとめ:投資初心者もIEO投資に参加しよう


今回はIEO投資について解説しました。
IEOは、新しい仮想通貨(トークン)のプロジェクトに投資できる大チャンスです。
トークンの上場前から購入できるので、上場後に価格が上がれば大きな値上がり益が期待できるのです。



実際、過去のコインチェックのIEOでは、パレットトークン(PLT)が上場3日目に一時公募価格の約23倍の高値をつけています。
IEOには価格下落による損失リスクもあります。
しかし、取引所が発行企業を厳しく審査しているため、一定の信頼性が確保。
日本では金融庁の規制に基づいて運営されているので、悪質なプロジェクトへの投資リスクは限りなく低くなっています。
そして何より、IEOへの参加は誰でも気軽にできる点が大きな魅力です。



取引所に口座さえあれば、少額から申し込みができ、手続きも簡単で1分もかかりません。
このようにIEOは、大きなリターンが期待できる半面、リスクも抑えられた、初心者でも挑戦しやすい投資方法なワケです。
ぜひこの機会を活かして、仮想通貨投資に一歩を踏み出すきっかけとして、IEOに参加してみてはいかがでしょうか。


今回のブリリアンクリプトトークンの申し込みはコインチェックからです。
コインチェックの詳しい開設方法はこちらをご覧ください。


最後までお読みいただきありがとうございました^^