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TポイントとVポイントが統合!新しい経済圏となるのか?メリットや注意点を解説

TポイントとVポイントが統合したけど…どんなメリットがあるんだろう?新しい経済圏になるって噂があるけどどうなの?

今回は簿記2級の資格を持ち、元経理でお金のメディアを発信するインフルエンサーのWebライターをしている私が、TポイントとVポイントの新サービス『青と黄色のVポイント』について解説します。

なごみ

国内トップのTポイントとお得にポイントが貯まるVポイントが統合してメディアは大注目です。

この記事では、『青と黄色のVポイント』のメリットや新しい機能、注意点について解説します。

特にSBI証券を利用している人は、統合によって旧Vポイントが貯まらなくなってしまう可能性があるので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

新しいサービス『青と黄色のVポイント』とは

新しいサービス『青と黄色のVポイント』とは

ついにTポイントとVポイントが統合されました。新しいサービス名は『青と黄色のVポイント』です。

今までTポイントとVポイントは別々のサービスでしたが、これからはひとつのポイントプログラムで管理できます。

なごみ

TSUTAYAやイオンなどの様々な加盟店でポイントが貯まり、使えるようになるのが大きなメリットです。

また、Tポイントは現在会員数が1億2800万人と国内トップ。しかしサービスの縮小が続いていました。

一方、Vポイントは優秀なサービスにもかかわらず、2600万人と認知度が低いデメリットがありました。

これらを補う形でサービスが統合されたので、期待は大です。

出典:NHK「VポイントとTポイントが統合 ポイント経済圏はどう変わる?

キャッシュレスな生活を送る人にとっては、新しいVポイントは生活をよくするチャンスとなります。

例えばクレジットカード支払いでポイントを貯め、別のショッピングでそのポイントを使えば、実質的に割引になります。このように上手くポイントを行き来させることで、節約につながります。

なごみ

ただし、SBI証券ではポイントの付与や利用に一部制限が発生する可能性があります。

統合サービスへの移行期間中は少し面倒な手続きもあるかもしれませんが、結果的には使いやすくなることでしょう。

『青と黄色のVポイント』の新機能

『青と黄色のVポイント』の新機能

『青と黄色のVポイント』では、次の新機能が搭載される予定(※展開時期未定)です。

『青と黄色のVポイント』の新機能
  • 支払い後でも貯まる「あとたま」
  • タッチするだけ「ワンオペレーション」
  • ポイントが送れる「送金機能」
  • ポイントが分け合える「家族のお金の見守り機能」

支払い後でも貯まる「あとたま」

買い物をした際に、ポイントカードの提示を忘れてしまったり、そもそも出すのがめんどくさいときってありませんか?

なごみ

でも、これからは心配無用です。

「あとたま」機能を使えば、後からポイントを付与してもらえるからです。

従来は、会計時またはレシートを持参してポイント付与の手続きをする必要がありました。

しかし「あとたま」なら、家にいながらでもアプリから手軽にできるので、ポイントロスの心配がなくなります。

ポイントは少しずつ貯めるものですから、このような小さな工夫が大切です。

万が一忘れても「あとたま」で対処できますから、安心して買い物を楽しめます。

タッチするだけ「ワンオペレーション」

ワンオペレーションとは、支払いとポイント獲得が手間いらずでスムーズになる機能です。

従来の買い物

  1. ポイントカードやスマホ画面を提示
  2. 別途スマホ決済
  3. 商品を受け取る

以上の3ステップでした。

けれども「ワンオペレーション」を使うと、以下の2ステップで完結です。

ワンオペレーション

  • スマホひとつで決済とポイント獲得
  • 商品受け取り

ポイントカードを取り出したり、画面を切り替えたりする手間が省けて、とてもスピーディーです。会計時の行列で四苦八苦することもなくなるでしょう。

なごみ

後ろに人が並んでいると、私もポイントカード出すのも面倒になっていました。

しかも重要なのは、ポイントカード提示し忘れのリスクが激減することです。タッチ1発で自動的にポイントが付与されるので、もう心配無用です。

このような機能を有効活用して、ストレスなくポイントを貯めていけることでしょう。

ポイントが送れる「送金機能」

送金機能は自分が貯めたVポイントを家族や友人にかんたんに送れる機能です。

例えば、お小遣い代わりにポイントを子どもに振り込んだり、飲み会の割り勘でお互いに送金し合うことができます。

なごみ

感覚的にはPayPayのようなイメージですね。

送られたポイントは、もちろんVisa加盟店で現金同様に使えます。飲食店やコンビニ、ショッピングモールなど日常的に活躍できそうです。

これまでは自分で大切に貯めたポイントを家族と共有するのが難しかったと思いますが、この機能があれば格段に便利になります。

ポイントの行き来がスムーズになり、家族みんなでポイントを有効活用が可能です。

割り勘の面倒な計算も必要なし。ポイントを送り合えば均等に分けられますし、金銭の授受も発生しません。

ポイントが分け合える「家族のお金の見守り機能」

家族で一緒にポイントを分け合い、管理できる「家族のお金の見守り機能」を搭載予定です。

具体的には、両親が自分のポイントやクレジットカードからポイントを子どもに送金できるようになります。子どもはそのポイントを店頭でVisaカードのように使えるのです。

そして、子どもがポイントを利用する度に、両親に使用履歴の通知が届きます。つまり、子供のお金の使い道を確認できるということです。

今まで子どもにお小遣いを渡すと、使途を把握するのが難しかったと思います。しかしこの機能があれば、子どもの金銭管理が一目でわかるようになります。

もちろん子どもの自立も大切ですから、過剰に制限をかけるのはよくありません。でも、適度な見守りは必要不可欠でしょう。

なごみ

この機能を上手く活用すれば、お金の習慣づけにもなりますね。

ポイントを家族で分け合えるメリットは大きいと思います。子育て中の家庭には特におすすめの機能といえるでしょう。

『青と黄色のVポイント』の4つのメリット

『青と黄色のVポイント』の4つのメリット

TポイントとVポイントが統合したことによって、次の4つのメリットが生まれました。

『青と黄色のVポイント』の4つのメリット
  1. ポイントを貯めるのがよりかんたんに
  2. ポイントを貯まる、使える店舗が増加
  3. 有効期限が実質無期限に変更
  4. 保有のTポイントとVポイントがひとつに

①ポイントを貯めるのがよりかんたんに

まずひとつ目のメリットは、ポイントを貯めるのがグンとかんたんになったことです。

なんと、従来のTポイントとVポイントの両方のポイント付与が受けられるようになりました。つまり、お買い物1回でダブルでポイントが貯まるということです。

具体例を挙げると、モバイルVカード(旧Tカード)を提示し、さらにスマホでタッチ決済をすれば、1つの買い物で2重にVポイントが入ってくるわけです。

なごみ

これまではTポイントとVポイントが別々に付与されていただけに、かなりお得になったといえますね。

単純に考えると、ポイント付与率が2倍になった計算です。

②ポイントを貯まる、使える店舗が増加

『青と黄色のVポイント』がスタートしたことで、ポイントを貯めたり使えたりできる場所が劇的に増えました。

従来はTポイントとVポイントでは利用できる店舗が限られていました。

今回の『青と黄色のVポイント』では、国内には全国の約15万店がTポイント提携店と約1億のVisa加盟店でポイントが使えるように進化。旅行先でも気兼ねなく利用可能というのは本当に便利です。

そればかりか、4月22日の統合開始日からすき家やはま寿司などの有名店舗も新たに加盟店になりました。

ポイントが使えるお店の幅が一気に広がったわけです。

ポイントって”使える”ことが何より大切です。だから、こうして利用先が増えるのは、これまで以上に、日常生活の中でポイントを賢く活用できるわけです。

③有効期限が実質無期限に変更

今回の統合で、ポイントの有効期限ルールが大幅に改善されました。

従来のVポイントは、ポイント獲得から2~4年で失効してしまうというルール。しかし、『青と黄色のVポイント』では、ポイントの最終変動日から1年間という新ルールが適用されます。

つまり、ポイントを貯めたり使ったり交換したりすれば、その都度有効期限が1年延長される仕組みになったわけです。

例えば5月にポイントを貯めた場合、その時点で来年の5月末日までの有効期限が設定されます。しかし翌月にまたポイントを使えば、新しい期限が来年の6月末日にリセットされる、というようになります。

なごみ

毎月少しずつでもポイント残高に動きがあれば、実質的に無期限化できるというわけですね。

このシステムを上手く活用すれば、ポイントが期限切れで失効する心配がほとんどなくなります。「あれ?いつの間にかポイントが無くなっていた」なんてリスクが大幅に減るはずでしょう。

私自身も過去にポイントの有効期限切れで失効したことがあり、とてももったいない思いをしました。このたびのルール改正は、ポイ活をするうえで大変ありがたい変更だと思います。

④保有のTポイントとVポイントがひとつに

今までTポイントとVポイントとで別々に貯めていたポイントが、今回の統合によってまとめられるようになりました。

つまり、これまでの両方のポイントを合算してひとつのポイント残高として管理できるようになったのです。

なごみ

ポイントの使い勝手が格段にアップしたといえますね。

例えば、TポイントとVポイントでそれぞれ1,000ポイントずつ貯めていた場合、統合後は2,000Vポイントとしてまとめられます。これで、より大きな買い物や特典と交換できる可能性が広がりました。

もちろん、連携前と同様に1ポイント=1円相当の価値は変わりません。ポイントの”元手”が増えたわけですから、使い道の幅が自然と拡がるわけです。

ただし、ポイントを連携するには手続きが必要になります。連携方法や期限など、この記事の公判でご紹介します。

SBI証券の手続き方法【※旧Vポイント設定者要注意!】

SBI証券の手続き方法【※旧Vポイント設定者要注意!】

『青と黄色のVポイント』のスタートにともない、SBI証券でも設定が必要な場合があります。

ポイントサービス移行スケジュール

TポイントとVポイントが統合された事で、SBI証券では以下の通りサービス以降のスケジュールが組まれています。

まず気をつけてほしい日程が2つあります。

1つ目は4月28日です。この日から、『青と黄色のVポイント』をメインのポイントプログラムに設定できるようになる予定です。

そして2つ目が10月下旬です。この時期に、旧来のVポイントのポイント付与サービスが終了してしまうことになります。

つまり、4月28日以降は、旧Vポイントから新サービスへ切り替える必要が出てくるということです。

特に、現在Vポイントをメインポイントにしている方は、4月28日以降は必ず「青と黄色のVポイント」に変更しないと、ポイントが貯まらなくなってしまう可能性があります。

なごみ

この切り替え作業を忘れずに行うことが何より重要ですね。

メインポイントの設定

まず、現在Tポイントをメインポイントにしている方は、特に新しい手続きは必要ありません。期日が来れば、メインポイントの設定が自動的に「青と黄色のVポイント」に切り替わっているからです。

一方で、現在のVポイント(旧Vポイント)をメインポイントにしている方は、手続きが必要になります。具体的には、4月28日以降にSBI証券から「青と黄色のVポイント」をメインポイントに設定し直す必要があるのです。

10月下旬に旧Vポイントサービスが終了してしまうこともあり、できるだけ早めに済ませることをおすすめします。

SBI証券の手続き方法は以下の通りです。

なごみ

10分ほどで設定できるので、サクッとやっちゃいましょう。

メインポイントの設定

STEP
SBI証券にログイン
STEP
「口座管理」→「お客さま情報 設定・変更」をクリック
STEP
「ポイント・外部ID連携」をクリック
STEP
ポイントサービスの「ポイントサービス詳細はこちら」をクリック
STEP
「メインポイント設定」をクリック
STEP
設定可能なポイントから、「Vポイント」を選択
STEP
指示に従って、『青と黄色のVポイント』をメインポイントにする設定

『青と黄色のVポイント』スタートの注意点

『青と黄色のVポイント』スタートの注意点

最後に、TポイントとVポイントが統合する際の注意点について解説します。

アプリがリニューアル

TポイントとVポイントの統合に伴い、これまで使っていたアプリがリニューアルされます。

まず、従来のTポイントアプリは、新しい「Vポイントアプリ」に。

今までどおりモバイルVカード(旧モバイルTカード)を表示し、「青と黄色のVポイント」を貯めることができます。

一方で、Vポイントアプリは「VポイントPayアプリ」と名前を改め、さらに機能が拡張されます。

支払い機能に加えて、モバイルVカードの表示も可能になるのが大きな変更点です。

なごみ

つまり、1つのアプリで支払いとポイント管理ができる優れモノになったわけですね。

最初は使い勝手が分かりづらいかもしれません。しかし、実際に使ってみると段々と慣れていけば、その便利さからは離れられないものとなります。

【SBI証券】メインポイントがVポイントの人は要注意

SBI証券でメインポイントの設定変更については特に注意が必要です。

SBI証券のメインポイントを現行の「Vポイント」(旧Vポイント)にしている方は、必ず手続きが必要になります。

なぜかと言うと、2024年10月下旬をもって旧Vポイントのポイント付与サービスが完全に終了してしまうからです。つまり、その時点で旧Vポイントはポイントが貯められなくなり、実質的に使えなくなってしまうわけです。

これを避けるためには、メインポイントを新サービスの「青と黄色のVポイント」に切り替える必要があるのです。

なごみ

4月28日以降に手続きが可能なので、早めに済ませておきましょう。

メインポイントの変更手順については、こちらの記事内の「メインポイントの設定」で詳しく解説しています。

TポイントとVポイントを合算するにはID連携が必要

今まで別々に管理されていたTポイントとVポイントを1つの残高として統合するためには、アプリ上でIDの連携を行う必要があるのです。

この作業を行わないと、ポイントの合算はできませんので注意しましょう。できるだけ早めに対応しておくことをおすすめします。

最新バージョンにVポイントPayアプリ(旧Vポイントアプリ)をアップデートしておけば、ID連携の手順がかなりかんたんです。

なごみ

アプリのガイダンスに従えば、特に難しい作業はないので安心してください。

ID連携方法

STEP
アプリを開き、ホーム画面の「Vポイントをお買い物に使いましょう」をタップ。
STEP
「VpassID」「三井住友銀行口座」または「V会員番号(Tカード番号)」を選択。
STEP
ホーム画面の「モバイルVカードを連携する」をタップし、画面の案内に沿って手続き

まとめ:『青と黄色のVポイント』は新しい経済圏の可能性あり

まとめ:『青と黄色のVポイント』は新しい経済圏の可能性あり

今回はTポイントとVポイントの統合によって誕生した新サービス「青と黄色のVポイント」について解説しました。

この新サービスには、以下のような大きなメリットがあります。

  1. ポイントを貯めるのがよりかんたんに
  2. ポイントを貯まる、使える店舗が増加
  3. 有効期限が実質無期限に変更
  4. 保有のTポイントとVポイントがひとつに

特に注目なのが、利用可能な店舗が大幅に拡大し、ポイントがかなり貯めやすくなったことでしょう。

さらに、これまで分散していたTポイントとVポイントがまとめられることで、より使い勝手の良いポイント運用が可能です。

なごみ

こうしたメリットを総合すると、「青と黄色のVポイント」は非常に魅力的なサービスだといえます。

実際に使ってみて便利さを実感し、メインのポイントプログラムとして活用する人が増えていくことでしょう。

まだ三井住友カードをお持ちでない方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてくださいね。お得に入会する方法が詳しく載っています。

最後までお読みいただきありがとうございました^^

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