
仮想通貨やビットコインが話題になってるけどどうして?仮想通貨、始めた方が良いのかな?
今回は簿記2級の資格を持ち、元経理でお金のメディアを発信するインフルエンサーのWebライターをしている私が、仮想通貨について解説します。



2024年、仮想通貨はまたブームがきています!
仮想通貨投資には一定のリスクが伴いますが、1円以下だったビットコインが今では2,000万円近い価値になっており、今後の成長も期待できます。
また、投資を分散することでリスクを抑えられる点でメリットがあります。
少し勉強すれば、思った以上に簡単に始められる投資です。
初心者の方に向けて、わかりやすく丁寧に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。


仮想通貨とは?


仮想通貨は「インターネット上で利用できる電子的なお金」のことです。
日本円のような従来の通貨とは異なり、発行主体が存在せず、ネットワーク上での取引記録(ブロックチェーン)によって管理されています。



一番有名な仮想通貨はビットコインですね。
そのほかにも、イーサリアム、リップル、柴犬コインなど、さまざまな種類の仮想通貨が生み出されてきました。
紙幣や硬貨のように物理的な形がないため、スマホやパソコンがあれば、いつでもどこでも送受信が可能で大変便利です。
一方でハッキングなどのリスクも存在するため、適切なセキュリティ対策が重要となります。
日本では2017年に資金決済法の改正で「暗号資産」と位置づけられ、一定の規制が設けられています。



このブログでは暗号資産を仮想通貨という呼称で統一します。
仮想通貨のメリット3選


仮想通貨のメリットについて、3つご紹介します。
- 少額から取引を始められる
- 24時間365日取引ができる
- 市場としての将来性がある
①少額から取引を始められる
仮想通貨の大きなメリットのひとつが、少額からでも取引を始められることです。
従来の株式や FX取引、クラウドファンディングでは、数万円から数十万円は最低限必要とされています。
しかし仮想通貨では、数百円からでも購入し投資が可能。
例えば、ビットコインやイーサリアムといった主要な仮想通貨は、1ビットコイン全体を購入する必要はなく、小数点以下の単位でも購入できます。



今のビットコインが2,000万円近い価格なので、参加しやすいですね。
このように参入障壁が低いため、初心者の方でも気軽に仮想通貨投資に挑戦しやすい環境があります。
少額からスタートして、徐々に金額を増やしながら、リスクを抑えつつ投資に慣れていくことが可能です。
②24時間365日取引ができる
仮想通貨取引の大きなメリットは、24時間365日取引が可能なことです。
従来の株式市場とは異なり、仮想通貨取引所は年中無休で営業しているため、時間や休日の制約を受けずに取引ができます。



日中は仕事で忙しい会社員や専業主婦(主夫)の方でも、夜間や週末にゆっくりと取引できますね。
もしビットコインの価格が大きく動くニュースが海外で深夜に発表された場合でも、すぐに反応することが可能です。
このメリットを活かし、自身のライフスタイルに合わせた運用を心がけましょう。
③市場としての将来性がある
仮想通貨のもう一つの大きなメリットは、市場としての将来性が非常に高い点です。
ビットコインに代表される仮想通貨は、まだ発展途上の技術ですが、今後さらに進化が期待できます。
ビットコインが初めて登場したのは2009年ですが、わずか十数年の間に世界中で認知され、その価値は飛躍的に上昇しました。
2009年10月:約0.07円/BTC
↓ 約15.6万倍
2024年6月:約1,090万円/BTC



実際、仮想通貨投資で億り人になった方がたくさんいるのは事実です。
今後、仮想通貨自体の利用シーンも広がる可能性があります。
決済手段としての機能向上や、EUのように中央銀行が発行するデジタル通貨との連携なども視野に入ってくるでしょう。
仮想通貨市場の将来性を考えると、初心者が少額から投資を始めることで、その成長の恩恵を受けるチャンスがあるでしょう。
仮想通貨のデメリット


次に仮想通貨の2つのデメリットをご紹介します。
- 税率が最大55%もかかる
- 価格変動が激しい
税率が最大55%もかかる
仮想通貨の大きなデメリットの一つは、取引で得た利益に対して高額な税金がかかる点です。
日本では、仮想通貨の取引で得た利益は「雑所得」として扱われ、総合課税の対象です。
その税率は最大で55%(住民税含む)にも達します。
所得金額と税率
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000円 |
とはいっても、あくまで4,000万円を超える部分に最高税率55%が適用されるわけです。
仮想通貨取引で利益が出るとすべて、半分以上が税金として差し引かれるわけではないので、誤解しないように注意しましょう。



ちゃんと利益は出るのでご安心を。
価格変動が激しい
仮想通貨市場は他の金融市場と比べてまだ成熟していません。
そのため、投機的な動きが多く、価格が大きく上下することが日常的に起こります。



価格の振れ幅が大きいということは、リスクも高くなるということです。
含み損が一時的に大きくなる可能性や、大損失を被るリスクがあります。
そのため、初心者の方が無理のない範囲で慎重に取引するよう心がけることが重要です。
一方で、価格変動は投資のチャンスでもあります。


適切なタイミングで売買を行えば、短期的に大きな利益を得られる可能性もあるからです。
仮想通貨の持つポテンシャルを最大限に引き出して、自分に合った取引スタイルを見つけていきましょう。
仮想通貨を始める前に知っておきたい注意点【5選】


次に仮想通貨を始める前に知っておくべき注意点を5つご紹介します。
- レバレッジ取引をしない
- 詐欺、誤情報に注意する
- 金融庁が認めた国内の取引所を利用する
- 税金について理解する
- セキュリティ対策を行う
①レバレッジ取引をしない
仮想通貨投資を始める上で、初心者の方には絶対にレバレッジ取引をしないことをおすすめします。
レバレッジ取引とは、実際の資金より大きな金額で取引ができる仕組みです。
例えば10倍のレバレッジをかけると、10万円の資金で実質100万円相当の取引ができます。
これにより、小さな価格変動でも大きな利益を狙うことができますが、逆に損失も同様に拡大します。



もし10倍のレバレッジをかけて取引したら、10%の価格変動で100%の損失が発生する可能性があるということです。
そのため、初心者が仮想通貨投資を始める際には、まずは現物取引からスタートすることが重要です。
現物取引では、購入した仮想通貨そのものを保有するため、損失は投資した額に限られます。
これにより、リスクを抑えつつ、市場の動きを学んでいきましょう。
②詐欺、誤情報に注意する
仮想通貨市場は急速に成長しており、多くの人々が魅力を感じて参入しています。
しかし、その一方で詐欺や誤情報も多く存在するため、特に初心者は慎重になる必要があります。
例えば、「絶対に儲かる!」とSNSのDMからセミナーに勧誘され、話に乗ってしまい、被害を受けるかもしれません。
手数料をいくらも支払っても、結局、投資した数百万円のお金は引き出せなかった。また、相手や投資サイトとも連絡が取れなくなった。
引用:警視庁「暗号資産(仮想通貨)の投資詐欺に注意!」
そのため、投資に関する知識やリテラシーを身につけることが重要です。
また、取引する場合は必ず大手の名前の知れた取引所を利用するようにしましょう。



安心感の強いおすすめの大手取引所を後半で紹介しますね。
③金融庁が認めた国内の取引所を利用する
仮想通貨取引を始める際は、必ず金融庁から認可を受けた国内の取引所を利用しましょう。
金融庁認可の取引所を利用することの最大のメリットは、資金管理体制や情報セキュリティ対策が一定水準以上であると期待できる点です。
顧客資産の分別管理や外部監査の受け入れなど、一定の基準を満たしている必要があります。



また、しっかりした取引所なら万が一トラブルが起きた場合でも対応が早いです。
先日発生したDMMビットコインの「流出482億円」問題。
5月31日に、約4500ビットコインがDMMビットコインのウォレットから流出しました。
その流出した額482億円、当日に顧客への全額補償を公表しています。


規模が大きい金融庁が認めた国内取引所だからこその素早い対応が可能となったワケです。
自分の資産を守るためにも、金融庁が認めた国内取引所を利用しましょう。
④税金について理解する
仮想通貨で得た利益には税金がかかります。
そのため、事前に税制についてしっかりと把握しておくことが必要です。
例えば、給与所得が500万円で仮想通貨の売買利益が300万円の場合、所得税は以下になります。
- 所得合計:500万円+300万円=800万円
- 基礎控除:48万円
- 所得税:(800万円-48万円)×0.23-(控除)63.6万円=109万3,600円
※他にも控除がある場合は減額されます。
また、仮想通貨で20万円以上の利益を得た会社員の方(主婦や学生など扶養されている方は33万円以上)は、期限までに確定申告書を作成して提出し、納税しなければいけないので、注意しましょう。
⑤セキュリティ対策を行う
仮想通貨投資を行う上で、セキュリティ対策は欠かせません。
仮想通貨はインターネット上でのデジタルデータのやり取りなので、ハッキングや不正アクセスのリスクが常に存在します。
最低限行うべきセキュリティ対策として、まずは取引所での2段階認証の設定が挙げられます。
IDとパスワードだけでなく、ワンタイムパスワードの入力など、追加の認証を行うようにしましょう。



また、ハードウェアウォレットを使うのも一つの手です。
ハードウェアウォレットとは、保有する暗号資産にアクセスするための秘密鍵を、暗号化して記録し、管理するための専用デバイスです。
秘密鍵がインターネットから切り離された状態で保存されるため、ハッキングのリスクがありません。
取引や送金を行う際に、パソコンとハードウェアウォレットを接続し、インストールしたアプリを操作することで、初めて自分の暗号資産にアクセスできます。



これでかなり安心して取引が可能ですね。
初心者も仮想通貨投資を始めるべき理由


仮想通貨投資には確かにリスクや注意点はあります。
しかし、それでも初心者の方にもチャレンジする価値は十分にあると考えています。
その理由は大きく次の2つです。
- 仮想通貨が持つ将来性の高さ
- 少額からでも参入可能
仮想通貨は500円ほどの少額から投資ができ、将来性が非常に高い投資といえます。
例えば、10年前に1万円分だけビットコインを買っていたとしましょう。
放置したまま時が過ぎ、もし現時点でそのビットコインを売れば、約156万円になっています。


仮想通貨はまだまだ発展途上の紙幣であるからこそ、これからの価値に期待を持てます。
もし仮想通貨投資に興味をわいた場合は、少額で初めてみてはどうでしょうか。
おすすめの仮想通貨取引所3選


それでは、仮想通貨の取引ができる取引所を3つご紹介します。
これからご紹介する取引所はどれも大企業。
母体が大きいため、まさかの事態が起きたとしても、全額保証される可能性が高いと考えています。



私がおすすめする取引所は以下の3社です。
Coincheck(コインチェック)


Coincheckは、低い取引コスト、多種多様な取扱い通貨、そして使いやすいスマホアプリという特長により高い評価を受けています。
さらに、2018年4月に東証一部上場企業である「マネックスグループ」の完全子会社となることで、信頼性も大いに高まりました。
レバレッジ取引はできませんが、私は投資初心者には必要がない取引だと判断しています。
その他のサービスの充実度や利便性の高さから、初心者から経験者まで広く利用できる仮想通貨取引所といえるでしょう。
メリット
- 取り扱い銘柄が27種類と豊富
- 現物取引(取引所)での取引手数料が無料
- 自動積立など関連サービスが充実
- NFTマーケットプレイスなど、仮想通貨取引以外のサービスも豊富
- スマホアプリの使いやすさとダウンロード数が国内No.1
デメリット
- レバレッジ取引のサービス提供なし
- クイック入金時に手数料が必要
- 日本円の出金・仮想通貨の送金時に手数料が必要
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GMOコイン


GMOコインは、東証一部上場の大手IT企業GMOインターネットグループが運営する仮想通貨取引所です。
同グループの証券会社の豊富なノウハウを活かしたセキュリティ対策や、高い信頼性が大きな強みとなっています。
取り扱い通貨数は26種類と国内有数の多さを誇り、ビットコインやイーサリアムに加えて様々なアルトコインの投資機会が用意されています。
また、日本円と仮想通貨の両方の入出金が完全無料というのはかなり大きなメリットです。
一方で、スマホアプリの機能が不十分という指摘もあります。
しかし、必要最低限の機能は問題なく使えるので、投資初心者が不満に感じることは少ないでしょう。
メリット
- GMOインターネットグループが運営しているため、安全性と信頼性が高い
- 日本円や仮想通貨の入出金が無料
- 現物取引、レバレッジ取引など多様なサービスを提供
デメリット
- 銀行によって日本円の入出金に金額の制限がある
- 銀行口座からの自動引き落としで積立はできない
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SBI VCトレード


SBI VCトレードは、国内大手SBIグループが運営する信頼性の高い仮想通貨取引所です。
同グループの金融サービスのノウハウを活かしたセキュリティ対策と、様々な取引形態に対応したサービスの充実さが大きな特徴となっています。
現物取引に加え、レバレッジ取引、積立取引、レンディング、ステーキングなど多様なサービスを展開しており、様々なニーズに応えられる総合力の高さが魅力です。
特に手数料が一切無料という点は、コストを抑えた長期投資に適しています。
一方で、取り扱い銘柄数は23種類と決して多くない点はデメリットといえるでしょう。
メリット
- SBIグループの安全性と信頼性
- 各種手数料が無料で取引コストが抑えられる
- 現物取引からレバレッジ取引まで様々な取引形態に対応
- 少額から取引可能
- 国内取引所では珍しい銘柄の取り扱いがある
デメリット
- 取り扱い銘柄数がそれほど多くない
- 定期的なサイトメンテナンスで一時的に取引ができない
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仮想通貨投資の始め方


最後に仮想通貨投資の始め方として、コインチェックの口座開設方法をご紹介します。
口座開設には以下の本人確認書類が必要なので、事前に準備しておきましょう。
- 運転免許証
- パスポート
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 個人番号カード など
口座開設までの流れ



約10分ほどで口座開設の申し込みが完了します。
STEP1:Coincheckにアクセス
まずは以下のCoincheckにアクセスしましょう。
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画面内の「会員登録」ボタンをタップしましょう。


メールアドレス、パスワードを入力し、チェックボックスにチェックを入れ、「会員登録」ボタンをタップしましょう。


すると、登録したメールアドレスに確認メールが届いているので、チェックしましょう。
STEP2:Coincheckアプリをダウンロード


送られてきたメール内にURLがあるのでタップします。


アプリのダウンロード画面が表示されるので、ダウンロードしましょう。


画面の指示に従って、「はじめる」→「次へ」ボタンをタップします。


「すでにアカウントをお持ちですか?」の「ログイン」をタップ。


さきほど登録したメールアドレスとパスワードを入力し、ログインボタンをタップしましょう。


確認メールが送られてくるので、メールアプリを起動しましょう。


メール内のURL→「アプリをひらく」ボタンをタップしましょう。
STEP3:本人確認


「次へ」→「同意する」をタップしましょう。


以降は画像の通り指示に従って、電話番号の確認、お名前や勤務情報を入力していきましょう。


本人確認では、提出書類を選び、指示に従って書類と顔の撮影を行っていきます。


撮影完了後、「次へ」をタップしたら、本人確認手続きは終了です。



お疲れさまでした!審査完了までしばらく待てば、申し込みは完了です。
まとめ:仮想通貨投資を始めよう


今回は仮想通貨についてご紹介しました。
仮想通貨投資にはリスクや注意点がありますが、それでも初心者の方にチャレンジする価値は十分にあります。
少額から参入可能で、将来の大きな成長が期待できる仮想通貨は今がチャンスかもしれません。
もし始めるなら、金融庁認可の安全な国内取引所を利用し、税金の知識を持ち、セキュリティ対策をしっかりと行いましょう。
私がおすすめする大手で安心な取引所は、以下の3社です。



どこも少額投資が可能な取引所です。
これから仮想通貨投資を始める方は、ぜひ少額から投資を始め、新時代の通貨に触れてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました^^