
電車に乗るのに小銭を作りたくないな…。PayPayで乗車できたっけ?
今回は総フォロワー数400万人を超える金融系メディアのWebライターがこのような悩みに答えていきます。



PayPayで電車に乗れたら移動がスムーズですよね。
この記事では、PayPayで電車に乗れるのかや、iPhoneだけで乗車する具体的な方法について詳しく解説します。
現金を持ち歩きたくない人は必見です。
【結論】PayPayではほとんどの電車に乗れない


2025年1月現在、ほとんどの鉄道会社ではPayPayを利用して直接電車に乗車することはほぼできません。



PayPayで支払いができる鉄道会社は日本国内でも限られています。
PayPayは鉄道会社との連携が進んでおらず、交通系ICカードや現金支払いにのみ対応しているのが一般的でしょう。
一部の鉄道会社では窓口や券売機で利用可能な場合がありますが、日常的な利用には向いているのはその地域に暮らす人だけです。
つまり、PayPayで電車に乗れる可能性は非常に低いため、iPhoneで乗車したい場合は代替手段を検討しましょう。



代替手段についてもこの記事で紹介しますので、ご安心ください。
【PayPayで電車に乗れる】対応可能な窓口・券売機


国内すべての駅でPaypayが使えないわけではありません。
一部のPayPayが利用できる鉄道会社についてご紹介します。
伊豆箱根鉄道(駿豆線):三島駅と修善寺駅の窓口


伊豆箱根鉄道の三島駅と修善寺駅にある窓口ではPayPayが利用できます。
この地域は温泉街で、観光客向けの利便性向上を目的としてキャッシュレス決済が導入されたようです。
PayPayの他にも、d払いやau PAYなどのQRコードやnanaco、WAONなどの電子マネーにも対応しています。
えちぜん鉄道:一部の駅の窓口・券売機


えちぜん鉄道では、一部の窓口や券売機でPayPayが利用可能です。
利用可能な駅は次の通りです。
駅名 | 駅窓口 | 自動券売機 |
---|---|---|
福井駅 | ||
福井口駅 | ||
松岡駅 | ||
永平寺口駅 | ||
勝山駅 | ||
田原町駅 | ||
福大前西福井駅 | ||
あわら湯のまち駅 | ||
三国駅 |
自動券売機での購入は各有人駅の営業時間内に限りますのでご注意ください。



もし、えちぜん鉄道に乗る際は、ぜひ上記表を参考にしてくださいね。
熊本市電:全線
熊本市電では、全線でPayPayが利用可能です。
地域の利便性向上を目的に、キャッシュレス決済をいち早く導入した鉄道会社の一例ですね。
熊本市内での観光や通勤がPayPayを利用してスムーズに支払えます。
さらに令和6年11月からさらに進化。


インバウンド客にも幅広く対応できるように、海外ブランドの利用にもかなり力を入れています。



日本全国でも熊本市電のような活動が進んでほしいですね。
その他のPayPayが使える駅
私鉄を中心にPayPayが使える電車が少しずつ増えてきています。
2025年1月時点でPayPayが使える鉄道会社をご紹介します。
- 道南いさりび鉄道(北海道)
五稜郭、七重浜、東久根別、久根別、清川口、上磯、木古内 - 福島交通(福島県)
全線 - 福井鉄道(福井県)
たけふ新、北府、サンドーム西(イベント時のみ)、西鯖江、神明、赤十字前、福井、田原町 - 長良川鉄道(岐阜県)
全線 - 養老鉄道(岐阜~三重県)
西大垣、大垣、揖斐、北池野、池野、広神戸、美濃高田、養老、駒野、石津、多度、下深谷、桑名 - 一畑電車(島根県)
電鉄出雲市、大津町、川跡、雲州平田、一畑口、松江しんじ湖温泉、出雲大社前 - JR九州(九州)
小倉、大分、鹿児島中央 など - 肥薩おれんじ鉄道(熊本~鹿児島県)
八代、日奈久温泉、佐敷、水俣、出水、阿久根、川内



関西や東京などの首都圏でも使えるようになることを楽しみにしています
【PayPayで電車に乗れない場合】iPhoneで電車に乗る方法


PayPayが使えない電車でも、現金を使う以外にも乗車する方法があります。
iPhoneを使って乗車する代表的な方法を2つご紹介します。
【1番おすすめ!】ウォレットアプリの交通系ICカード機能
iPhoneのウォレットアプリを利用して交通系ICカードを追加する方法が非常に便利です。
多くの鉄道会社で利用可能であり、チャージも簡単。クレジットカードと連携しておけば、いつでもどこでもチャージができます。
交通系ICカードはほとんどの鉄道会社で導入されており、スムーズな乗車が可能です。



ICOCA、Suica、PASMOが登録でき、iPhoneをそのまま改札でタッチするだけで乗車できます。
新幹線も登録でき、チケットを事前に取っておけばスマホだけで乗車可能です。
PayPayが使えない場合、交通系ICカード機能を利用するのがもっとも便利な方法でしょう。
最近始まったタッチ決済機能も便利
令和6年から関西、東京とクレジットカード等によるタッチ決済で乗車できるようになってきました。
タッチ決済機能のあるクレジットカードを改札にかざすだけで乗車できる仕組みです。


iPhoneにも、このタッチ決済機能のあるクレジットカードを登録すれば、かざすだけで改札を通れるわけです。
ただ、ウォレットアプリの場合と違い、クレジットカードの種類を選択して改札にかざさないといけないのでひと手間かかります。
便利ではありますが、このひと手間がめんどうなので、わたしとしてはウォレットアプリの交通系ICカード機能の利用を推しています。
【簡単】 iPhoneでの交通系ICカードの設定手順
それでは最後に、イチ押しのiPhoneに交通系ICカードを登録・設定する方法をご紹介します。
ウォレットアプリに交通系ICカードを登録するだけで、ポケットからiPhoneを取り出してそのまますぐに改札を通ることが可能です。
特にウォレットアプリを開く必要はありません。
この快適さに慣れてしまうと、切符を買うこと自体がストレスになるほどなので、ぜひ皆さんにやってみてほしいです。



非常にかんたんなので安心してチャレンジしてみてください。














まとめ:PayPayで電車は乗れないから他のアプリで対策しよう


今回はPayPayで電車に乗る方法について解説しました。
多くの鉄道会社ではまだPayPayに対応しておりません。
その代替案として以下のものが挙げられます。
- ウォレットアプリを使う
- タッチ決済を使う



おすすめはウォレットアプリに交通系ICを登録して利用する方法です。
特にアプリを起動する必要もなく、ポケットからiPhoneを取り出して改札にかざすだけで乗車できます。
日常の移動が非常にスムーズになりますし、クレジットカードでチャージできるので小銭をムダに増やす必要もありません。
少しでも生活をキャッシュレス化したい人はぜひこの方法を取り入れてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました^^