
不動産クラウドファンディングをやってみたいけど、本当に儲かるのかな?
今回は宅建の試験に1発合格し、金融系メディアのライターであるわたしが、なぜ不動産クラウドファンディングが本当に「儲からない」のかについて解説します。



実際は儲かっている人が続々と増えています。
元本割れを起こしておらず、金融庁の登録を済ませた安全性の高い不動産クラウドファンディング3社もあわせてご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。


不動産クラウドファンディングが儲からない6つの理由


結論として、不動産クラウドファンディングは、従来の不動産投資と比べて「儲かりにくい」投資手法といえます。



しかし、これは「儲からない」というわけではありません。
不動産クラウドファンディングの投資の特性を理解すれば、しっかりと儲けることが可能です。
それでは、儲かりにくい6つの理由を解説していきます。
短期間での収益が出にくい
不動産クラウドファンディングは、短期間での大きな収益は期待できません。
これは不動産投資の本質的な特徴によるものです。
不動産クラウドファンディングは、物件の収益(賃料収入や売却益)が運用期間に応じて分配される仕組み。
短期間では物件価値の上昇や賃料収入の効果が少なく、短期的な利益を求めるには適していません。
通常、1案件あたりの運用期間は6ヶ月~数年で、年利回りは4~8%が一般的です。



100万円を投資して年利回り6%の場合、1年で得られる収益は6万円程度ですね。
この収益性を高いか低いか感じ方は人それぞれですが、短期間で見たときに「アルバイトした方が稼げる」と感じるのは確かでしょう。
レバレッジ効果が低い
不動産クラウドファンディングでは、一般的な不動産投資で活用できる銀行融資(レバレッジ)を受けられません。
例えば、従来の不動産投資では、1,000万円の物件を購入する際に、自己資金200万円で800万円を銀行融資で調達できます。
一方、クラウドファンディングでは全額自己資金で投資する必要があります。
投資できる額が高ければ高いほど、リターンも大きいのが投資の原則。
つまり、投資金額が低いうちは、相対的に収益率が低くなってしまいます。
元本割れのリスクがある
不動産クラウドファンディングは投資の一種であり、元本保証がありません。
次のような理由により、投資した資金が戻ってこないリスクがあります。
- 不動産市況の悪化
- 賃料収入の減少
- 運営会社の経営破綻
- 災害による物件の毀損



安定度の高い不動産でも、ずっと右肩上がりの投資は存在しないということですね。
リスクを軽減するために、優先劣後構造を採用している案件を選択することが重要です。
優先劣後構造の仕組みでは、運営会社が劣後部分のリスクを負担することで、投資家の元本リスクを低減しています。



優先劣後構造については記事の後半で丁寧に解説しますね。
運用期間中は中途解約できない
不動産クラウドファンディングの特徴として、基本的に一度ファンドに投資すると、運用期間が終了するまで資金を引き出すことができません。
つまり、投資資金が一定期間ロックされる点に注意が必要です。
例えば、次のようなケースが考えられます。
- 1年の運用期間で投資した場合、急な資金需要が発生しても換金できない
- 投資先の業績が悪化しても、途中で撤退することができない
- 利益が出ているタイミングで、利確することができない
投資は余裕資金で行い、生活資金や緊急用資金は別に確保し、計画的に運用をするようにしましょう。
人気のファンドは抽選になる
人気のファンドは募集開始と同時に数分で満額になることも珍しくありません。
特に高利回り案件や実績のある事業者が運営するファンドは投資家の競争率が高いです。


そのため、抽選方式になり、投資したいファンドに投資できないことはよくあります。



わたしも何度も抽選に落ちています…
こればかりは、諦めずに何度も申し込む根性が必要です。
対策
- 複数のプラットフォームに登録しておく
- 募集スケジュールを把握しておく
- 通信環境を整えておく
このような対策をとって、即座に申込めるようにしておきましょう。
税制上のメリットがない
不動産クラウドファンディングの分配金は、原則として雑所得として課税されます。
そのため、税制上の特別な優遇措置がありません。
仮想通貨やFXと同様で、もし利益が出た場合は、20.42%の税金がかかります。



100万円の利益が出たら、20万円くらい納める必要があるということです。
しかし、出資するだけで利益が出たらお金がもらえるワケですから、約20%は必要な手数料と考えてもいいかもしれません。
投資は「税金くらい気にせず納めるぜ」くらいの気持ちで始めるのが良いとわたしは考えています。
不動産クラウドファンディングで儲かっている人・いない人


不動産クラウドファンディングは本当に儲かっていないのか、気になりますよね。
ネットで上がっているリアルな口コミをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
儲かっている人の口コミ
ご覧の通り、しっかり利益を出している人が続々と出てきています。
想定利回りよりも高い実績を出しているファンドもあるため、「思っていたよりも儲かった!」という声も少なくありません。
儲かっていない人の口コミ
スミマセン。
まる1日探しましたが、「儲かっていない」「マイナスになった」という口コミは一切見受けられませんでした。
もしかしたら、わざわざ「儲かっていない」という発言をネットでしたくない、という心理があるのかもしれません。
しかし、今の不動産クラウドファンディングはとても優秀だからという可能性もあります。
というのも、元本割れが発生していない不動産クラウドファンディングが数社あり、ほとんどの投資家はそこで投資活動を行っています。



元本割れを起こしていないのなら、「儲かっていない」ということはないですからね。
不動産クラウドファンディングは投資の歴史が浅いために、ネガティブな発言も目立ちます。
しかし、安全な場所で投資をすれば、不動産投資の性質上比較的安定した投資です。
不動産クラウドファンディングのネガティブな発言の真相について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。


不動産クラウドファンディングをやるべきメリット


「儲からない」といわれる不動産クラウドファンディングですが、わたしはやるべきだと考えています。
従来の不動産投資のハードルを大幅に下げ、忙しい一般的な社会人の方にとって、魅力的な投資先だからです。
具体的に5つのメリットについて解説します。
不動産に少額から始められる
不動産クラウドファンディングは、従来の不動産投資では考えられなかった少額から不動産投資を始めることができます。



1万円程度からでも不動産投資を始められるなんて、超お手軽ですよね!
いってしまえば、学生や若手社会人でも不動産投資ができてしまうワケです。
少額ということはリスクも低くできるということ。
まずは、月々の積立感覚で不動産投資を始め、クラウドファンディングの仕組みに慣れることをおすすめします。
比較的高い利回りが期待できる
不動産クラウドファンディングは、一般的な金融商品と比較して、相対的に高い利回りが期待できます。
- 普通預金(メガバンク):0.020%
- 定期預金(メガバンク):0.125%
- 不動産クラウドファンディング:4~8%程度
(2024年12月時点)



銀行にお金を預けるのがバカらしくなりますね。
しかも、想定利回りが数%程度でも、実際には10%を超える高利回りになることもあります。
COZUCHIの運用終了ファンドの実績


もちろん、確実に利益が出るとはいえませんが、高い利回りを期待してもいい金融商品といえるでしょう。
管理の手間がかからない
従来の不動産投資では以下の様な管理が必要です。
- 入居者の募集
- 家賃の回収
- クレーム対応
- 建物のメンテナンス
- 税務申告の複雑な処理
しかし、不動産クラウドファンディングでは、このような面倒な管理業務が一切いりません。



例えば水漏れが発生した場合、設備屋さんへの手配や保険の対応などやることはいっぱいあります。
本業や家事・育児で忙しいのに、そこまで手が回るでしょうか。
不動産クラウドファンディングは投資判断と資金準備だけに専念して、自分の時間を大切に使うことができます。
リスク分散ができる
不動産クラウドファンディングは、少額から複数のファンドに分散投資できるため、一つの案件が不調でも全体のリスクを抑えられます。
例えば、東京都の賃貸物件ファンドと地方の商業施設ファンドに投資することで、地域リスクを分散できます。



地域を変えることで物理的に地震や災害によるリスクをわけられますね。
また、株式投資とはまったく別の性質を持つので、投資商品としての分散先としても有効です。
分散は投資の大原則。
不動産クラウドファンディングは、リスク分散をかんたんに行える投資方法といえるでしょう。
日々の価格変動が少なく安定的
不動産クラウドファンディングは、株式投資などと比較して、価格変動リスクが少なく、安定的な運用が可能です。
なぜなら、不動産は現物資産であり、短期的な市場の変動に左右されにくいからです。
2020年のコロナショック時も、多くのファンドが予定通りの分配金支払いを継続できました。



住むところや店舗自体がなくなると困りますからね。
他にも、予定利回りが明示されていたり、運用期間が決まっているという特徴もあります。
そのため、不動産クラウドファンディングは、価格変動が少なく安定した収益を期待できるでしょう。
失敗しない不動産クラウドファンディングの選び方


不動産クラウドファンディングを安全に活用するためには、信頼できる運営会社と投資案件を選択することが最も重要です。
適切な選定基準に基づいて投資先を選ぶことで、安定的な運用を実現することができます。
運営会社の信頼性と実績を確認
まず絶対に確認すべきポイントは、運営会社の信頼性と実績です。
運営会社の経営状況や実績が不安定だと、倒産リスクが高まり、投資資金が回収できなくなる可能性があります。
一方、実績が豊富な会社ほどトラブル対応能力が高い傾向があるといえるでしょう。
- 金融商品取引業者としての登録
- 運用実績



この2つは必ず押さえておきましょう。
例えば、COZUCHIの「金融商品取引業者としての登録」と「運用実績」は次の通りです。
金融商品取引業者としての登録
- 不動産特定共同事業 第1号及び第2号事業者(電子取引業務を行う)
- 許可番号:東京都知事 第60号
- 宅地建物取引業者 東京都知事(6)77822号
- 第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第740号
運用終了ファンド実績


このような信頼できる運営会社を選ぶことで投資リスクを軽減できます。
優先劣後出資制度の有無を確認
優先劣後出資制度があることで、元本割れのリスクを軽減できます。
優先劣後出資制度とは、優先出資者である投資家は、利益が優先して分配され、運用によって損失が生じた場合は劣後出資者である事業者の出資分から負担する仕組みです。
- 利益が発生した場合:投資家が優先して受け取る
- 損失が発生した場合:事業者が優先して損失を被る
つまり、損失が起きた場合、事業者の出資分から優先して補填されるため、損失が劣後出資の範囲内であれば投資家の元本が減らないということです。


ファンドの詳細ページで優先劣後出資割合を確認し、出資割合が高い案件(10%以上)を選ぶようにしましょう。
【儲かりやすい】不動産クラウドファンディング3社


不動産クラウドファンディングの運営会社は数多く存在します。
その中でも、金融庁の登録がしてあり、かつ元本割れ0件の実績と信頼性で選りすぐった3社をご紹介します。
COZUCHI(コヅチ)


COZUCHIは、私の中ではイチ押しの不動産クラウドファンディングです。
イチ押しな理由は、柔軟な投資スタイルと高い利回りを提供する事業者だからです。
- 短期投資と中・長期投資の案件がある
- 1万円から投資可能
- 平均利回り実績が16.3%



不動産クラウドファンディングの良いところしかないってことです。
デメリットは案件を出せば取り合いになってしまい、投資できない可能性が高いこと。
それだけ多くの投資家に愛されている第一におすすめしたい不動産クラウドファンディングといえます。
\ 最大実績利回り283.5%! /
ヤマワケエステート


ヤマワケエステートは、高利回りを狙える短期運用型の不動産クラウドファンディングです。
例えば、運用期間は約3か月で想定利回りが84.6%のファンドを紹介していました。



結果、実績は想定を超える年利95%になりました。


ヤマワケエステートは社長自身が「利回り8%以下の案件は基本的に出さない」と語っています。
もちろん長期案件もありますが、ここぞと短期で利益を出したい人にとっては、常にチェックすべき不動産クラウドファンディングといえるでしょう。
\ 最大95%の利回り実績 /


CREAL(クリアル)


安定性重視の不動産クラウドファンディングに投資したい人は、CREALがおすすめです。
上場している大手企業の信用力と実績を背景に、安定した運用を実現しています。



2018年のサービス開始以来、元本割れはありません!
平均想定利回りは4.3%で、不動産クラウドファンディングの中では平均的です。
長期的な資産形成に適した安定性の高い投資をしたい人にぴったりの不動産クラウドファンディングといえるでしょう。
\ 安定した運用で元本割れなし /
まとめ:不動産クラウドファンディングで儲かっている人は多い


今回は、不動産クラウドファンディングが「儲からない」といわれる理由について解説しました。
結論として、不動産クラウドファンディングは「儲からない」ということはなく、むしろ「儲かっている」人はかなり多いです。
そのため、人気も高く、募集倍率が約1000倍を超えることも。


そんな不動産クラウドファンディングをやるべき理由は次の通りです。
- 不動産に少額から始められる
- 比較的高い利回りが期待できる
- 管理の手間がかからない
- リスク分散ができる
- 日々の価格変動が少なく安定的
もちろん、不動産クラウドファンディングは投資の一種ですから必ず儲かるというものではなくリスクがあります。
そのリスクを理解したうえで、比較的安全な不動産クラウドファンディングを選ぶようにしましょう。



元本割れを起こしたことがないおすすめの3社は以下の通りです。
人気のファンドはすぐに募集が終わってしまうこともあるので、ぜひ投資家登録だけでも済ませておきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました^^

